恵方巻問題、今年はどうなる?2016年からの経緯(1月のトピックス)パル通信(89)

今年も恵方巻の季節がやってきました。恵方巻の売れ残りを大量に廃棄する問題、2016年から追っかけてきた経緯をまとめ、今年はどうなるか、予測を立ててみました。
井出留美 2023.01.31
誰でも

今日は1月31日。2023年の最初の1ヶ月も今日で終わりです。早いですね。2023年1月に配信した内容のトピックスをお送りします。

  • 【内部資料入手】「食品廃棄に3万円の補助」コンビニ最大手のモラル欠く経営 

  • 日本の食とエネルギーの危機を同時に解決する「ソーラーシェアリング」とは?

  • ニューヨークに登場した生ごみ専用「スマートコンポスト」を使ってみた!

  • 2016年から続く「恵方巻問題」、過去6年の経緯と今年の動向について

【内部資料入手】「食品廃棄に3万円の補助」コンビニ最大手のモラル欠く経営 パル通信(85)

2023年1月10日には、大手コンビニで、食品廃棄に対し、各店舗に3万円の補填が出ている件をとりあげました。これは大手コンビニ加盟店オーナーさんが情報提供してくださった資料に基づく内容です。

2019年に施行された食品ロス削減推進法は、事業者も消費者も、食品ロスをできる限り減らす責務があると明言しています。廃棄を促す、推奨するような動きは、この法律にも反します。

***

日本の食とエネルギーの危機を同時に解決する「ソーラーシェアリング」とは?パル通信(86)

2023年1月15日には、ノンフィクションライター、高橋真樹(まさき)さんに寄稿していただきました。私も、以前からやってみたかったソーラーパネルでの発電に着手しました。今では毎日、パソコンやスマホ、読書灯、加湿器などの電力はソーラーパネルでの蓄電でまかなっています。マンション住まいでもこんなにできるんだ!という驚きと、ささやかでも、自分で自分の使う電力をまかなうことのできることに清々しさを感じています。自然電力100%のハチドリ電力に切り替えてから3年が経ち、毎月の電気代から、社会課題の解決にとりくむ団体に寄付もできて、満足度も高まりました。今年の春は、長野県で農業を営む身内の指導を受けて?農業にも取り組む予定です。その意味で、高橋さんに教えていただいた内容は、今後もずっと役に立つもので、ありがたかったです。

当初は有料記事でしたが、高橋さんのご快諾を得て、今ではどなたでもお読みいただける設定になっています。高橋さんは、パル通信の読者でいらっしゃいます。

高橋さんの公式サイトはこちら。

***

ニューヨークに登場した生ごみ専用「スマートコンポスト」を使ってみた!パル通信(87)

2023年1月21日には、ニューヨーク在住のジャーナリスト、黒部エリさんに、生ごみ専用の「スマートコンポスト」について報告していただきました。昨年知ってから、どんなふうになっているのかなと知りたかった内容です。その土地に住んでいる方にしか知り得ない情報も含め、実際の様子を、たくさんの写真もまじえて書いていただきました。とにかく、ニューヨーク市の、「よさそうなことは、まずやってみる!」という姿勢がいいですね。日本の行政の中には、石橋をたたいてたたいて渡らない、というところもあるので....

日本でも、千葉県市川市が試験的に導入したのですが、途中で、機械の調子がすぐれないということで、止まってしまったようです。一時期、講演では、日本の首都圏の事例として紹介していました。韓国のソウル市にも従量課金制の生ごみポストがあります。生ごみを多く出した人は多く支払い、少ない人は少なく支払う方法です。この従量課金制は、生ごみを少なくしよう、資源として活用しようというモチベーションにつながるので、ぜひ日本でも取り入れてほしいです。

エリさんは、「黒部エリのNY生声」という連載コーナーで記事を発信していらっしゃいます。昨年9月にニューヨークに渡航して以来、私のお気に入りとなっている服のブランド、YAMMA(ヤンマ)を取り上げた記事はこちらです。ヤンマを立ち上げた山崎ナナさんも、黒部エリさんも、ニュースレター「パル通信」を読んでくださっています。

***

2016年から続く「恵方巻問題」、過去6年の経緯と今年の動向について パル通信(88)

2016年2月3日、フランスで、世界初となる「食品廃棄禁止法」が成立しました。その日がちょうど節分でしたので、SNSでは、「フランスは素晴らしい」「日本にもこの法律があったら恵方巻廃棄はなかった」という声がありました。

そこから関心を持つようになった、恵方巻の大量廃棄問題。2019年からは、大学生インターンと一緒に、閉店まぎわの売れ残り本数を数える調査を始め、それを記事にまとめて発信するようになりました。2016年から2022年までの経緯と、今年の動向について、まとめました。

ちなみに今年も調査はやりますのでご協力いただける方は、2月3日の夜(18時から24時までのどこかで)、コンビニやスーパーの恵方巻の商品棚に注目して、売れ残り本数の数を教えていただけたらうれしいです。

今年で5年となり、一時期よりもずいぶん改善されてきていますので、今年で一区切りかな....と考えています。

***

以上、2023年1月に配信したトピックスをまとめました。

有料記事は、登録ボタンからお申し込みいただくと、お読みいただけます。まずは下記の「パル通信」にログインいただき、右上の「ログイン」ボタンから、メールアドレスでのログインをお願いします。右上が「メニュー」となっていればログインできています。次に「メニュー」に有料登録ボタンがありますので、そちらよりご登録ください。クレジットカードをご登録後、有料登録へ進んでいただき、月額500円の決済を完了させていただくと、過去の有料記事も含めて全部お読みいただけます。どのタイミングでも解除可能です。また、ご登録していただいている間は、非公開のフェイスブックグループにもご参加いただけます。

来月2月は、サステイナビリティの分野で長年、活動を続けている注目の方に寄稿していただく予定です。どうぞお楽しみに。

今日もよい1日をお過ごしください!

2023年1月31日

井出留美

・食品ロスの正しい知識がつく
・サステナビリティ情報も配信中
・過去の記事も読み放題
・毎週届き、いつでも配信停止可能
・読みやすいデザイン

すでに登録済みの方は こちら

サポートメンバー限定
"食のアカデミー賞"受賞のマイケル・ポーランが警鐘を鳴らす「超加工食品...
誰でも
食品廃棄大国アメリカは生まれ変わるのか? ―米国シンクタンクReFED...
誰でも
2024年6月に最も読まれた記事 最新の食品ロス値、増えた?減った?
サポートメンバー限定
【速報】政府、最新の食品ロス推計値(2022年度)公表、食品ロスによる...
サポートメンバー限定
ビュッフェの提供者が食品ロスを減らす10の方法とは
サポートメンバー限定
バイデン政権が発表した食品ロス削減国家戦略とは 日米の食品ロス量比較
サポートメンバー限定
なぜ5週間で28%も食品ロスを減らせたのか 全米で最も革新的な大学が問...
サポートメンバー限定
台湾で売られている⾷品の期限表示について(現地レポート)