5月に最も読まれた記事　1/3ルールに独占禁止法違反の恐れ、公正取引委員会

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「パル通信」は、毎回、1テーマを選んで解説する記事のほか、「今日の書籍」「今日の映画」「編集後記」から構成されています。今号で250回目となりました。

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「パル通信」250号では、2025年5月に最も読まれた記事を含め、5月に配信したすべての記事のエッセンスをお伝えします。

イベント告知：2025年6月14日（土）午前11:00-11:50、京都・岡崎公園で開催されるアースデイin京都でトークをおこないます。蔦屋書店が拙著5種類を販売、サイン会も実施してくださいますので、ぜひいらしてください！予約不要です。

MCは、京都のエフエムを担当している遠藤のぶこさんです。最新刊の、ちくま新書『私たちは何を捨てているのか』をはじめ、蔦屋書店さんがブースを出してくださる予定です。

2025年5月に最も読まれたのは、公正取引委員会が発表した、「3分の1ルール」など、食品業界の商慣習の一部が独占禁止法に違反する恐れがある、という記事でした。

ここで注意すべきは、すべての商慣習が違反というわけではなく、その中の一部が法律に抵触する恐れがある、ということです。法律を遵守し、きちんとした対応をしている小売の方にとって、今回の調査は心外かと思いますが、どうかご理解いただければと存じます。

2011年から「3分の1ルール」について小売の方に質問してきました。2012年にはコラムを書いたりNHKの番組で発言したりしてきたので、13年経って、ようやくここまで来たか....という思いでした。