ビュッフェの提供者が食品ロスを減らす10の方法とは
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今回のニュースレター「パル通信」185号では、ビュッフェ(buffet)の提供者が食品ロスを最小限にする10の方法やヒントについてお伝えします。
「パル通信」151号では、サポートメンバーの河合真由子さんが「ホテル・旅館業におけるブッフェ(バイキング)料理提供の実態と食品ロス削減への取り組み」と題して寄稿してくださいました。河合真由子さんはこの分野のプロフェッショナル。私はこのビュッフェの分野のプロではありませんが、現在おこなわれている取り組みについて、外からの視点で事例を紹介します。ちなみに「ブッフェ」「ビュッフェ」のどちらの表記も使われるようです。フランス語の「buffet」から来ています。
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お知らせ:6月30日(日)9:30〜10:30、第10回オンライン交流会を開催します。
日本に住んでいるイタリア人女性が「日本はビュッフェ(buffet)が多すぎる」と話していました。イタリアでも、ホテルの朝食などではビュッフェがあるものの、日本ほどあちこちで提供してはいないと言います。彼女は来日後、ある飲食店で働き始めたものの、あまりに食品を捨てる機会が多く、嫌になってやめたと話していました。
私が食品ロスの取材でイタリアへ渡航し食事をした際(1)、リゾットかパスタを1品頼んだだけでも3,000円ぐらいでした。昼も夜も、1品、もしくは数品頼み、時間をかけて食べ尽くす・・・というスタイルだったと感じています。
イタリアに比べてビュッフェの多い日本で、ビュッフェの提供者は、食品ロスを減らすためにどのようなことに気をつければよいか、考えてみましょう。