物価高コストはメーカー負担、「強い小売」の弊害 パル通信(68)

ロシアによるウクライナ軍事侵攻を受け、食料価格が急上昇しています。小売の中には「値上げしません」とアピールするところもあります。では、価格上昇分は誰が負担しているのでしょう。
井出留美 2022.09.16
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コロナ禍に加えて、ロシアによるウクライナ軍事侵攻は、止まる様子がありません。食料価格が急上昇しています。スーパーなど、小売の中には、このような状況でも「食料品の値上げをしません」とアピールする企業もあります。それでは、価格が上昇した分を誰が負担しているのでしょうか。

  • 2022年6月、商品が棚から消えた

  • 2022年7月、2社が合意した

  • 米マースとも対立

  • 2022年9月、メーカーは勝者

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