物価高コストはメーカー負担、「強い小売」の弊害 パル通信(68)

ロシアによるウクライナ軍事侵攻を受け、食料価格が急上昇しています。小売の中には「値上げしません」とアピールするところもあります。では、価格上昇分は誰が負担しているのでしょう。
井出留美 2022.09.16
サポートメンバー限定

コロナ禍に加えて、ロシアによるウクライナ軍事侵攻は、止まる様子がありません。食料価格が急上昇しています。スーパーなど、小売の中には、このような状況でも「食料品の値上げをしません」とアピールする企業もあります。それでは、価格が上昇した分を誰が負担しているのでしょうか。

  • 2022年6月、商品が棚から消えた

  • 2022年7月、2社が合意した

  • 米マースとも対立

  • 2022年9月、メーカーは勝者

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、5156文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

読者の方にはこんな内容を直接お届けしてます。

・食品ロスの正しい知識がつく
・サステナビリティ情報も配信中
・過去の記事も読み放題
・毎週届き、いつでも配信停止可能
・読みやすいデザイン

提携媒体・コラボ実績

読者限定
6月に最も読まれた記事 全国で一番コメを食べる静岡県の稲作農家の声
サポートメンバー限定
シアトルとボストン取材:果物に貼るだけで鮮度保持期間が最大2倍に延びる...
サポートメンバー限定
捨てられるリンゴやジャガイモ、栗殻、パイナップルなどを飼料化し、おいし...
読者限定
全国で一番コメを食べる静岡県の稲作農家の声/カリフォルニア米・自然栽培...
サポートメンバー限定
Nature最新論文:スーパーの複数個割引キャンペーンは家庭の食品ロス...
読者限定
5月に最も読まれた記事 1/3ルールに独占禁止法違反の恐れ、公正取引委...
サポートメンバー限定
韓国・フランス・英国・ペルー・日本のうち食品ロス削減対策がハーバードな...
サポートメンバー限定
日米最新事情 ホテルやレストランの食べ残し持ち帰り / 7月1日イベン...