日本は何位?180カ国の持続可能競争力ランキングでわかること パル通信(26)

独立系シンクタンクが、世界180カ国の「Global Sustainability Competitiveness Index(GSCI:持続可能な競争力指標)」2021年版を発表しました。持続可能な競争力とは「富のレベルを維持する能力」です。131の指標に基づき国の競争力を測定しており、自然資本・資源効率・社会資本・ガバナンスに分類されます。日本は何位だったのでしょう。
井出留美 2021.12.12
読者限定

こんにちは。コロナ禍に入って、世界各国の動きが報道されることが増え、どうしても日本の悪い点が目につくことが多くなりました。日本には「反日」「親日」という表現がありますが、私は、どちらに偏ることもなく、客観的に見ることができれば・・・と考えています。そこで、今回は、客観的な指標の一つである「GSCI」について、日本の順位を含めて詳しく見ていきます。

  • GSCIはなぜ必要か

  • 日本は何位?

  • 日本の各項目のスコアと注目点

  • これをどう活かすのか

***

井出留美の「パル通信」では、社会にあふれる情報の中から選りすぐり、食品ロスや食関連のSDGs、サステイナビリティについて解説します。なお、本記事は無料でご購読いただけます。今後も定期的に配信を受け取りたい方は、ぜひ、購読登録をお願いいたします!

この記事は無料で続きを読めます

続きは、4109文字あります。

すでに登録された方はこちら

提携媒体・コラボ実績

サポートメンバー限定
世界の食品ロスの28%がホテル由来、朝食ビュフェ最大要因 フランスやス...
サポートメンバー限定
英国での最新研究より、減らしづらい家庭の食品ロス、消費者にどうアプロー...
読者限定
8月に最も読まれた記事 フランスでの学びを通して考えた日本の食品ロスへ...
読者限定
2008年から17年「食品ロス」に携わってきて印象的だったベスト10 ...
サポートメンバー限定
野菜や果物など農産物の食品ロスを減らす米国MITなど7つの最新技術事例...
サポートメンバー限定
フードバンクでなく「フードリカバリー」とは?生鮮食品を年22万トン回収...
サポートメンバー限定
世界で嫌われている国・食品ロスの最も多い国・最も肥満度の高い国 ランキ...
サポートメンバー限定
フランスでの学びを通して考えた日本の食品ロスへの可能性