バイデン政権が発表した食品ロス削減国家戦略とは 日米の食品ロス量比較
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今回のニュースレター「パル通信」184号では、米国のバイデン政権が発表した、食品ロス削減の国家戦略についてお伝えします。
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ホワイトハウスの戦略とは
全米の食料供給量のうち、およそ30%が、食べられずに捨てられています。埋立地に送られた食品は、年間数十基の石炭火力発電所から出るのと同じだけの温室効果ガスを排出するそうです。そこで、この食品ロスを減らすべく、バイデン政権が初めて、食品ロス削減の国家戦略を発表しました(1)。
ホワイトハウスの戦略には、以下のような項目が含まれます。