世界の食品ロス意識で日本だけの異質な傾向とは?検索の関連ワードから調査 パル通信(27)
確か2020年ごろ、ある大学生が「食品ロス=安売りじゃない」といったことをTwitterで書いていました。2019年に食品ロス削減推進法が施行されてからでしょうか、「食品ロス」関連の報道は増えましたが、安売りのイメージは増えてきたように思います。安く売るのが悪いわけではないのですが、そもそも食品ロスは「減らす」「出さない」ことが最優先。なのに、なんだか余る前提、余って当然のように見えてしまうのです。他の国ではどうなのでしょうか。検索エンジンに「食品ロス(food waste)」の言葉を入れて調べてみました。なぜならば、検索結果の関連ワードは、国民の意識をある程度反映していると考えられるからです。

Yahoo.comで検索した結果のスクリーンショット
国として調べたのは日本を含む14カ国です(日本、米国、英国、香港、オーストラリア、ブラジル、カナダ、インド、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、南アフリカ、スウェーデン)。
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データやファクトを求める傾向の国
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いかに処理するかが論点となる国
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考察
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検索結果の関連ワードに見る日本の異質さとは
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「余剰食品」でも検索してみたら
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