サブスク型フードシェアリングによる食品ロス削減の事例 パル通信(107)
新聞や雑誌などでのサブスクリプション(定期購入)は、よく知られています。最近では、食べ物の世界でのサブスクリプションが少しずつ登場してきました。その事例について、実際に携わっている方に伺ってみました。
井出留美
2023.04.22
サポートメンバー
新聞や雑誌などでのサブスクリプション(subscription:定期購入:サブスク)は、よく知られています。最近では、食べ物の世界でのサブスクリプションが少しずつ登場してきました。実際にサブスクリプションでの食品のシェアに携わっている、北海道札幌市のプラスフード、田尻敏憲(たじり・としのり)さんが、「本気で食品ロスを減らすために取り組んでいる経験から提言したい」とのことで、寄稿してくださいました。
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田尻敏憲(たじり・としのり)さんプロフィール
プラスフード運営責任者。北海道札幌市出身、岩手大学中退。衣料品卸の会社でネットショップ部で約12年勤務し、そのノウハウを活かした新事業の部署という事でフードシェアリングを2020年1月から開始。札幌市内の食品ロス削減を飲食店の集客に繋げるサービスを定着させるべく活動中。
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はじめまして。札幌で食品ロス削減の「プラスフード」というサービスを運用している田尻敏憲(たじり・としのり)と申します。
プラスフードは珍しい「サブスク型」の「フードシェアリング」ですが、多くの皆様には従来の仕組みと何が違うかまでは広まっていないと思いますので今回はこの点を掘り下げていきたいと思います。