8月に最も読まれた記事 フランスでの学びを通して考えた日本の食品ロスへの可能性

ニュースレター「パル通信」267号では、2025年8月に最も読まれた記事を含め、すべての記事のエッセンスを紹介します。
井出留美 2025.08.31
読者限定

こんにちは。ニュースレター「パル通信」にご登録いただき、また最近新たにご登録いただいた方、ありがとうございます。

「パル通信」は、メインの記事、「今日の書籍」「今日の映画」、編集後記で構成されています。無料登録の方には月一回、月末にまとめ記事をお送りし、有料登録(サポートメンバー、月額500円〜)の方には月4回、国内外の情報の記事をお送りしています。海外渡航や取材はほとんどの場合、自費でおこなっていますので、サポートメンバーの方には、いつも取材や情報収集のためにサポートいただき、感謝申し上げます。

「パル通信」267号は、2025年8月に最も読まれた記事を含め、すべての記事のエッセンスをご紹介します。

***

フランスでの学びを通して考えた日本の食品ロスへの可能性

フランスに一年間留学した高校3年生の寄稿、ぜひ多くの方にお読みいただきたいと思ってご紹介します。このニュースレター「theLetter」では「開封率」を集計しています。メルマガの平均開封率は20%前後と言われていますが、「パル通信」は、60%から75%程度の開封率を保っています。

この記事の開封率は、8月の中で第3位でしたが、「刺激を受けた」と複数のコメントをいただき、これをきっかけに、高校3年生が、サポートメンバーの食品関連企業へ泊まりがけで視察に行かれるなど、「パル通信」の中で、社会人と学生とのつながりができました。2日間の視察を受け入れてくださり、ありがとうございました。

フランスは、世界で初めて食品廃棄を禁止する法律ができた国でもあり、食品ロスの観点では注目すべき国です。高校生のご希望により、サポートメンバー限定記事となっていますので、登録ボタンからサポートメンバーに登録いただくと全文お読みいただけます。いつからでも登録でき、いつやめてもOKです。

***

フードバンクでなく「フードリカバリー」とは?生鮮食品を年22万トン回収 米ニューイングランド最大の団体を取材

開封率が最も高かったのは、米国ニューイングランドで最大の「フードリカバリー」団体を紹介した記事でした。なぜ「フードバンク」ではなく「フードリカバリー」と呼ぶのでしょうか?

栄養学の観点からも大切な活動です。ボストン渡航時に、スタッフの方に取材しました。

***

2008年から17年「食品ロス」に携わってきて印象的だったベスト10 3位は働き方、2位は災害、1位は...

アクセス数が最も高かったのは、8月24日に配信したこちらの記事でした。私は食品メーカーに勤めていた2008年、米国から紹介されてフードバンクに自社製品を寄付するようになり、「食品ロス」問題にかかわるようになりました。あれから17年。食品ロス問題に携わってきて最も印象的だった10項目をご紹介しました。

読者限定記事なので、メールアドレス登録でどなたでもお読みいただけます。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、2041文字あります。
  • 野菜や果物など農産物の食品ロスを減らす米国MITなど7つの最新技術事例
  • 世界で嫌われている国・食品ロスの最も多い国・最も肥満度の高い国 ランキング

すでに登録された方はこちら

提携媒体・コラボ実績

サポートメンバー限定
最新報告書:世界各国がプラネタリー・ヘルス・ダイエットを実践すれば20...
サポートメンバー限定
最新報告書で判明した「食品ロスの隠れたコスト」は世界で年間15兆円 食...
読者限定
9月に最も読まれた記事 政府が食品ロスの経済損失公表、米超党派法案提出...
サポートメンバー限定
ニューヨークでの会議報告 日本の食品ロス削減は海外からどう評価されてい...
サポートメンバー限定
政府が食品ロスの経済損失公表、米超党派法案提出、欧州議会が食品ロス削減...
サポートメンバー限定
世界の食品ロスの28%がホテル由来、朝食ビュフェ最大要因 フランスやス...
サポートメンバー限定
英国での最新研究より、減らしづらい家庭の食品ロス、消費者にどうアプロー...
読者限定
2008年から17年「食品ロス」に携わってきて印象的だったベスト10 ...