世界で嫌われている国・食品ロスの最も多い国・最も肥満度の高い国 ランキング

ニュースレター「パル通信」263号では、食品ロスを世界で最も出している国について、また肥満度の最も高い国について紹介します。米国の中で、「最も食品ロスを減らしている」と言われている州についても見てみます。
井出留美 2025.08.07
サポートメンバー限定

ニュースレター「パル通信」にご登録いただき、ありがとうございます。いま仕事で琵琶湖に来ています。

このニュースレター「theLetter」を運営している株式会社OutNowは、株式会社朝日新聞社による全株式取得を通じ、朝日新聞社の100%子会社となりました。朝日新聞社も8月7日午前5時付でリリースを発表しています。2025年8月6日付とのこと。

朝日新聞社のSDGs ACTION!では2021年から毎月連載しているので、また朝日新聞とのご縁ができるのが不思議な気持ちです。theLetterの運営体制はこれまでと変わらないそうなので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

ニュースレター「パル通信」263号では、食品ロスを世界で最も出している国はどこなのか、また肥満度の最も高い国はどこなのかについてランキングを見てみます。また、米国の中で「最も食品ロスを減らしている」州や、世界で最も嫌われている国についても見てみます。

記事についてコメントがある方は、末尾のコメント機能をお使いください。書き手にのみ返信する方法と、読者全員に共有する方法があります。

***

食品ロスの定義が異なるので厳密には比較不可能

まずはじめにおさえておきたいのは、厳密には、国によって「食品ロス」の定義が異なるので、比較は難しいということです。

たとえば日本でいう「食品ロス」には不可食部(食べられない部分)は含みません。可食部(食べられる部分)なのに捨てられる部分のみを指しています。

一方、米国では不可食部も含めるなど、国によって、何をもって「食品ロス」というのかが違うのです。

ですから、これから紹介するランキングについても、参考程度に見ておいてください。

***

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、5041文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

読者の方にはこんな内容を直接お届けしてます。

・食品ロスの正しい知識がつく
・サステナビリティ情報も配信中
・過去の記事も読み放題
・毎週届き、いつでも配信停止可能
・読みやすいデザイン

提携媒体・コラボ実績

サポートメンバー限定
フードバンクでなく「フードリカバリー」とは?生鮮食品を年22万トン回収...
サポートメンバー限定
フランスでの学びを通して考えた日本の食品ロスへの可能性
読者限定
7月に最も読まれた記事 トランプ政権、80万ドルの緊急支援食料を13万...
サポートメンバー限定
なぜ食品ロスを減らす必要があるのか −経済・環境・社会の観点から−
読者限定
トランプ政権、80万ドルで購入した500トンの緊急支援食料を13万ドル...
サポートメンバー限定
ボストン大学 食品ロスを減らす最新式データ収集ごみ箱と化石燃料ゼロのキ...
サポートメンバー限定
24時間365日、ロッカーで野菜が受け取れる!米国ワシントン州で広がる...
サポートメンバー限定
アメリカの食品ロスは今 ―ReFED主催Food Waste Solu...