形骸化するサステナビリティ、「SDGsウォッシュ」はなぜ起こるのか パル通信(43)

SDGs(持続可能な開発目標)の認知度は上がってきましたが、一方で、SDGsに関連して課題を指摘する人も増えています。
井出留美 2022.04.27
読者限定

2015年9月の国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)。今では教科書にも掲載されており、SDGsの認知度調査では80%近くが知っているという結果が出ています。一方で、形だけ、パフォーマンスという指摘も出ています。今日はこの問題について考えてみます。

  • 認知度調査では80%、でも実態は・・・

  • 海外企業は「グリーン購入」がスタンダード

  • コンビニ大手の「SDGsウォッシュ」

  • 本当のサステナビリティとは何か

この記事は無料で続きを読めます

続きは、6841文字あります。

すでに登録された方はこちら

提携媒体・コラボ実績

サポートメンバー限定
売れ残りの食品を安く買えるアプリToo Good To Goを試してみ...
サポートメンバー限定
世帯平均で年間23万円以上の食品ロスを出すオレゴン州が始めた「悪いリン...
誰でも
2024年9月に最も読まれた記事 発酵の力で年間1億円削減した自治体と...
サポートメンバー限定
小売が食品ロス0.5%減らせば利益17%増 日英米の期限表示に関する最...
サポートメンバー限定
なぜ180度主張変える?「穀物必ず買える」の後「コメ不足、備蓄米出すべ...
サポートメンバー限定
スイス・英国・米国・オランダのホテルやレストランで食品ロス削減に取り組...
サポートメンバー限定
発酵の力で年間1億円以上のコスト削減を達成した自治体とは
サポートメンバー限定
最新研究 ミシュラン2つ星レストランで菌を使い食品ロスがおいしい料理に...