「リサイクルすれば問題ない」は本当か?メディアも企業も忘れている環境問題の本質 パル通信(31)

テレビ番組の取材でよく依頼されるのが「捨てられる食品をリサイクルする」テーマの企画です。そして、このマスメディアの報じ方が、一般の人の「余ってもリサイクルすればいい」という考え方にじわじわ影響していると感じます。先日も、「リサイクルして有効活用している(だから、いいんだ)」という主張を目にしました。
井出留美 2022.01.24
読者限定
  • 「リサイクルすればいい」は本質ではない

  • 忘れ去られたリデュース、なぜリサイクルだけに注目するのか

  • 他にもある、形骸化したSDGsの事例

  • 消費者や企業がとるべきアクション

***

井出留美の「パル通信」では、社会にあふれる情報の中から選りすぐり、食品ロスや食関連のSDGs、サステイナビリティについて解説します。なお、本記事は無料でご購読いただけます。今後も定期的に配信を受け取りたい方は、ぜひ、購読登録をお願いいたします!

この記事は無料で続きを読めます

続きは、6913文字あります。

すでに登録された方はこちら

提携媒体・コラボ実績

読者限定
12月に最も読まれた記事 ホールフーズマーケットが16日発表した業界初...
誰でも
声帯炎になって2週間 声が出なかった 何が最も効果があったか 即効性は...
サポートメンバー限定
韓国はどのようにして生ごみリサイクル率98%を達成したのか
サポートメンバー限定
ホールフーズマーケットが16日発表した業界初の新技術導入による食品ロス...
サポートメンバー限定
食品ロスを減らすメリット、個人・地域・国家レベルの解決策とは 世界資源...
サポートメンバー限定
米レストランはどうやって年間124万円の食品ロスを減らしたのか/国連環...
読者限定
11月に最も読まれた記事 COP30/アラブ料理
サポートメンバー限定
アブダビとドバイへ アラブ料理の「うまいもの」