年間555万円廃棄するコンビニの現状と私たちができる5つの行動 パル通信(15)

コンビニ1店舗あたり年間468万円分の食べ物を捨てているという調査結果が、2020年9月、公正取引委員会から発表されました。しかし、最大手コンビニオーナーは「もっと捨てている」と語ります。
井出留美 2021.11.11
読者限定

私たちが普段目にするコンビニエンスストアは、その名前の通り、とても便利です。でも、おにぎりや弁当などを値引き販売している様子はあまり見かけません。年間468万円分の食べ物をコンビニ1店舗だけで捨てているという調査結果が発表されましたが、実際にはもっと捨てている場合もあるようです。今回は、読者のコンビニオーナーさんからいただいたPL(損益計算書)に基づいて実態をお話しし、わたしたち消費者は買い物時にどう行動すべきかを考えます。

***

井出留美の「パル通信」では、社会にあふれる情報の中から選りすぐり、食品ロスや食関連のSDGs、サステイナビリティについて解説します。なお、本記事は無料でご購読いただけます。今後も定期的に配信を受け取りたい方は、ぜひ、購読登録をお願いいたします!

この記事は無料で続きを読めます

続きは、5587文字あります。

すでに登録された方はこちら

提携媒体・コラボ実績

読者限定
壱岐・久留米・京都のうまいもの
サポートメンバー限定
賞味期限が過ぎたら食べないもの、3位はヨーグルト、2位は卵、1位は?
サポートメンバー限定
余剰食品からクラフトビール、世界各国の興味深い事例 ーパン・コメ・麺・...
サポートメンバー限定
食品ロスに新たな価値を〜日本フードエコロジーセンターを見学して
読者限定
3月に最も読まれた記事 NHK「日曜討論」スタジオでの裏話
サポートメンバー限定
英国企業「変色しにくいバナナ」開発、世界で最も食される果物、750億本...
誰でも
「食をテーマに命を考える」小山薫堂さんプロデュース万博館 内覧会/大阪...
サポートメンバー限定
どうすれば著書を出版できるのか 10年間で12冊出版したある著者の事例...