レジ袋は燃やせば済む?レジ袋有料化の現在 パル通信(10)
今回は、レジ袋有料化の反対意見をリストアップし、現状をご説明します。
井出留美
2021.10.10
読者限定
2021年10月4日に新内閣が発足しました。その前後の日に、Twitterでは、「環境大臣」「レジ袋有料化」といったキーワードがトレンドに上がっていました。レジ袋有料化は、以前の「無料配布」に戻すべきといった、レジ袋有料化のデメリットが書かれたツイートが急増したのです。
今回のニュースレターでは、Twitter上で多く見られたレジ袋有料化への疑問に対し、できる限りデータを調べてご説明し、レジ袋を減らす意義について考えていける内容にしたいと思います。
井出留美の「パル通信」では、社会にあふれる情報の中から選りすぐり、食品ロスや食関連のSDGs、サステイナビリティについて解説します。なお、本記事は無料でご購読いただけます。今後も定期的に配信を受け取りたい方は、ぜひ、購読登録をお願いいたします!
この記事は無料で続きを読めます
続きは、7451文字あります。
- 1. レジ袋有料化の効果はどれほどなのか?
- 2. レジ袋はプラごみの2-3%なので意味がない?
- 3. レジ袋は燃やせば済む話なのではないか?
- 700種の海洋生物が海洋ごみの影響、その92%のごみはプラスチック
- 4. レジ袋が有料化されることで万引きが増えたのではないか?
- 5. 世界的にみて日本は厳しすぎるのでは?
- 各国のレジ袋削減策は?
- 特徴的な5カ国の制度
- 今日の書籍
- 今日の映画
- 編集後記
すでに登録された方はこちら