米レストランはどうやって年間124万円の食品ロスを減らしたのか/国連環境計画親善大使で世界的に著名なシェフ、マッシモ・ボットゥーラ氏の考え方
ニュースレター「パル通信」にご登録いただき、ありがとうございます。おととい立命館大学の講義、きのう6日は杉並区の講演(Q&A含み100分)に出ていたのですが、今朝、オンライン英会話を受講しようと思ったら、声が出なくなっていました...今月12月は7回講演予定があるのに、どうしましょう。このあと病院へ行ってきます。
ニュースレター「パル通信」283号では、国連環境計画(UNEP:ユネップ)の親善大使であり、世界的に著名なシェフ、マッシモ・ボットゥーラ氏の考え方や、米国のレストランが年間124万円分の食品ロスを減らした工夫についてお伝えします。
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お知らせ
○12月9日に13冊目となる著書『おやつのおぼうさん』が出版されます。印税の一部を認定NPO法人おてらおやつクラブに寄付します。バリューブックスでご注文いただくと、売り上げの20%がおやつクラブに寄付されます。出版を記念してのイベントとサイン会が12月21日(日)15時より、奈良・東大寺で開催されます。ハイブリッド形式ですので遠方の方もオンライン参加できます。参加無料。寄付付きチケットを購入いただいた方は、アーカイブ視聴が可能です。
○関東ブロック デコ活地域交流会が12月10日(水)14時から17時にTKP東京駅カンファレンスセンターホール10Aで開催されます。15分基調講演します。お申し込みはこちら
世界的に著名なシェフ、マッシモ・ボットゥーラ氏のインタビュー
マッシモ・ボットゥーラ氏は、イタリアのシェフです。国連環境計画(UNEP:ユネップ)の親善大使としても活動しています。
最初に私が名前を知ったのは、2015年、イタリア・ミラノで開催されたミラノ博の時でした。食に特化したこの大規模イベントで、彼は余剰食品を集めて、食べ物が必要な方に調理して提供する「レフェットリオ(Refettorios)」を立ち上げました。
翌年2016年、ブラジルのリオのオリンピックでも、ほかのシェフを集めて同様の取り組みをしました。
今ではこのレフェットリオの取り組みは9カ国で運営されています。
彼の取り組みは日本でも知る人ぞ知るで、東京オリンピック・パラリンピックの前には、マッシモ・ボットゥーラ氏と同じような取り組みをしたいと考えた大学生が関西から上京してきて、東京五輪での食品ロスを減らそうとチャレンジしていました。
マッシモ・ボットゥーラ氏は、食品ロスに関わる方には知ってほしい存在です。
それでは、UNEPの公式サイトに掲載されたマッシモ・ボットゥーラ氏のインタビュー(1)を翻訳して見てみましょう。
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